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韓国臨床試験動向KOREAN

韓国臨床試験動向について

韓国での臨床試験に関する動向を日本語で配信しております。
韓国国内の薬や臨床試験に関するニュースの概略を
弊社で翻訳して下記のとおり配信しております。
今後の新薬開発等のご参考にして頂ければ幸いです。

韓国臨床試験最新ニュース

難治性移植片対宿主病に画期的新薬を開発‐ソウル聖母病院の血液内科ジョ・ソック教授チーム・LG生命科学の共同研究医学新聞15/07/07
韓国のカトリック大学ソウル聖母病院の血液内科ジョ・ソック教授チームが代表的難治性疾患、移植片対宿主病を根本的に克服する新薬「NecorX-7」の効能と作用機序をLG生命科学と共同で学界に発表した。NecorX-7は、韓国内で心筋梗塞の治療薬として開発されたが、今回、移植片対宿主病の原因となる病的タンパク質の分泌を根本的に遮断し、体内の免疫細胞を調節することが明らかにされ、新しい免疫抑制剤として提示された。 研究チームが造血幹細胞を移植された実験動物にNecorX-7を投与した結果、移植後に生着したドナーの免疫細胞がホスト(移植された動物)の臓器を攻撃する移植片対宿主病が著しく減少し、生存率が高くなることが確認された。ジョ教授は「NecorX-7は、既存薬とは差別化された作用機序を持ち、既存の免疫抑制剤で効果がなかった患者、移植片対宿主病の発症リスクが高い患者を対象に、治療と予防を目的とした画期的治療法となることが期待される。臨床薬理試験の承認を受け、成人対象の臨床試験に着手する予定」と述べた。
韓国のサムスンバイオエピス社、グローバル3大自己免疫治療薬のバイオ後続品全ての開発に成功ファイナンシャルニュース15/07/06
サムスンバイオエピス社は6日、同社の3つ目の自己免疫疾患治療薬、SB5がグローバル第3相試験で、オリジナル製品であるアッヴィ社の「ヒュミラ」と薬効同等性を確保したと明らかにした。アッヴィ社の「ヒュミラ」は、2014年129億ドルの売上高を上げ、最も売れたバイオ医薬品に選ばれた。ヒュミラのオリジナル製品は、現在、欧州医薬品庁(EMA)で、関節リウマチ、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、乾癬などの自己免疫疾患適応症の承認を受けている。サムスンバイオエピスのコ代表は「関節リウマチ治療薬であるSB4(エンブレル・バイオ後発品)とSB2(レミケード・バイオ後発品)に続き、今回のSB5まで、グローバル3大自己免疫疾患治療薬全ての開発に成功した企業は、サムスンバイオエピスが唯一」とし、本格的に発売が始まれば、「他社の追随を許さない差別化された競争力を示せるものと期待している」と述べた。

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